夏のパンコーナーを通して見つけた課題

こんばんは、さぶろーです。

昨日の話の続きです

夏でもパンを売るためにチーフと共に試行錯誤を繰り返し、成果が出てきました。

売上が低下する季節でも貢献度の高い商品を中心に売り、新規のお客さんも多く来店していましたね。パンの売上が徐々に高まる時期の秋~冬にはすごい期待できるぞーと楽観的に捉えるようにもなっていました。

ただ、明るい話題の他にも課題が見つかってきました。

今日は課題のお話。

 

課題1:熱中症リスクとの戦い

これは春~秋にかけて限定。

今年も本当に暑い夏ですね。パンの載った台をバックヤード~売場へ往復するだけでも疲れますが、当店は一味違う。主にバックヤード。

バックヤード=納品所で、日が差さない以外はもう屋外の灼熱地獄なんっすよねー

夏は暑くて冬は寒い。
この仕事環境は改善のしようがないですが、水分補給はマメにしようと思います。

倒れたら元も子もない(笑)
売場では人だかり。バックヤードに戻れば灼熱地獄。
季節柄なかなか大変でした。

課題2:チーフへの依存

 

僕の勤務している店舗は小型店。各部門の社員は大体1名体制(青果・惣菜除く)。
チーフ=社員の小さな店舗なので、社員業務はその人に依存。これは小さなお店共通の悩みなのかな?どうにか社員業務が出来るように時間を作ってあげるために日々苦心してます。

また言い方は変ですが「小さいくせに客数が多いお店」なので、社員が売り込む知識や生鮮惣菜では定番棚を素早く埋める実力(パートの使い方)・拡販を仕掛ける商売勘が無いと厳しい印象があります。実力次第で売上やロス率にドカッと反映されちゃうんすよね。

そして我が日配部門の話

日配チーフは昨夏にチーフ昇格したばかりの新任...のはずなんですが、売り方、提案方法、什器の使い方、利益の取り方、どれを取っても高次元です。...ホントに新任?(笑)

部門担当者時代は売上の低い静かな店舗にいたらしく、店長や僕は心配していました。この店舗でやっていけるんかいな?と。

蓋を開けてみたら、

・インフレに乗ってきちんと売上を上げる

・全店平均値を上回る粗利率

・他店で取り扱わないような割とマイナーな商品を量販し、お客さんに認知させる。今や定番品

・無駄な格下げ廃棄を出さないようにルールの見直し

・来季以降を考え売上の余白を残す

この一年でパートのお姉様が2名引退されました。それでも仕事の量があまり変わらずうまい事回っているので、人時生産性が爆上がりしています。(グロ日配に人時生産性という概念があるのかわかりませんが)

教え方や仕事のやり方がうまいんでしょうね。

 

一年を通してこれだけの事をやってきました。致命的な失敗は無く、失敗してもいずれ何らかの形で成功に導いてきました。失敗の仕方がうまい。

正直に思いましたよ。このポテンシャルで新任チーフ?元売上の低い店舗の部門担当者?嘘つけ!歴代のチーフと比較してピカイチだろうが!どう見てもベテランの域。競合店から引き抜かれてきたのかな?

 

そして我が栄光の日配部門は、この暑い夏にパンで好成績を残してしまったせいで(?)、我がチーフは店格がより上の店舗に異動する可能性が大いにあります。パートでもわかるんですよね、そういう薄っすらとした噂。売り込む力が飛び抜けて高いのは知っていましたが、これは誤算だった…。

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4年前、とある新人チーフが当店に着任し、とんでもない好成績を残してさっさとバイヤーに抜擢されていきました。利益の作り方が非常にうまかった。そして今では洋日配バイヤーとしてバリバリ働いています。(おじさんは嬉しいよ涙)

そのバイヤーに輪をかけて優秀な今のチーフを、恐らく本社は放っておかないと思うんですよねえ。
僕だったら即座に異動させて、より大きな店舗で経験を積ませます。いずれはSVか旗艦店のチーフかなぁ。

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話が脇道に逸れましたが、優秀なチーフに依存している所が大きいんですよねー。

売上の作り方が群を抜いてうまい。仕掛け作りや量販もハンパない。今異動されたら、新しいチーフが気の毒になるくらいの依存度。
来年も今のお店で一緒に働いて欲しいですが、彼が進むキャリアも見ていたいとも思う。なんとももどかしいジレンマの狭間にいますw

 

何はともあれ色々あった夏も1週間足らず。涼しくなってくればパンが本格的に売れ出す時期に突入です。そして気づいたら年末なんでしょうね。

そんなことを言ってもまだ残暑は続きそうですから、頑張って行きましょう!

 

ではまた!