こんばんは、さぶろーです。
今回は支出管理番外編です。
「経済圏は家計に好影響を与えるか?」と題して、
僕が楽天経済圏に渡った経緯と抜けた経緯を説明していきます。
僕は固定費を見直して不要なものを削ぎ落とし、自分の生活スタイルに合った支出にカスタマイズ、支出の最適化を図ってきました。
固定費の見直しが一段落したあたりで、変動費も含めた支出全体の最適化も考えるようになりました。
そのとっかかりとして、自分の消費行動・買う場所を変えてみようと思ったわけです。そして選んだのが「どこかの経済圏に属してみる」ことでした。経済圏を利用して、それが自分の肌に合うか確かめてみよう。あわよくば固定費削減級の特大影響力があってほしいなグフフ。
※◯◯経済圏とは
ザックリ言うと、様々なサービスを一つの会社が提供するものに集約して効率よくポイントを稼ぎ、利用していくこと。一番有名なのは楽天経済圏。
・給与振込先は楽天銀行にする
・支払いは楽天カードで
・金融商品は楽天証券で持つ
・日用品やふるさと納税は楽天市場で買う
・旅行は楽天トラベルを利用
・電気ガスは楽天でんき
・格安SIMは楽天モバイル
・各サービスの利用頻度によってポイント付与倍率が高まる仕掛けになっている
などなど。
その他にもPayPay経済圏、au経済圏などがある模様。ご参考までに。
友人に一応相談したところ「やめとけ。無駄な金取られて対したメリットもなく終わるぞwww」と言われ、極めつけにYouTubeの「楽天経済圏に入っちゃいけない◯◯の理由!」みたいな動画も送られてきました。
相談した手前考えてみるよと言いましたが、動画は見ていません。
やはり自分で考えてやってみないとわからない。「まずはやってみる」の精神。失うものは調べる時間と各種開設の手間だけ!
色々考えて調べた結果、楽天経済圏に決めました。
楽天経済圏に入った決定打は、貯めやすいポイントと出口戦略です。
貯めやすいポイント
「ポイントザクザクぅ〜」と川平慈英、いや楽天カードマンが言っているCMを一度は見たことあると思いますが、まさにその通り。
特に楽天市場での買い物がそうですね。定期的に買い回りマラソンや3ヶ月に1回の割合で開催される楽天スーパーセールもあります。さらにポイント倍率を押し上げるSPUの存在。
例えばスーパーで買う食べ物、ドラッグストアで買う日用品類。あまり値段が変わらなないなら、ポイントが付与される分楽天市場で買うほうが得になります。一定額以上で送料も無料になり、普段米やトイレットペーパーなど重たい・嵩張る物をスーパーから歩いて家まで持って帰ることを考えると嫌になりますから、とても便利です。また買い回りマラソン等をうまく利用してポイント還元率を高めればさらにポイントアップ!
更に各サービスの新規利用やクレカ、銀行口座新設に合わせて楽天ポイントのプレゼントがあったりと、他所でもやっていそうな少し嬉しい特典もありました。
受け取っていなかったマイナポイントも楽天ポイントで受け取ったなぁ。
出口戦略
肝心の出口戦略=ポイントの利用方法です。
そもそも楽天ポイントは色々な場所で使いやすいんですよね。
・楽天市場での買い物
・楽天電気や楽天モバイル利用時にポイント払い
・楽天Payで「ポイントを使う」を選べば、Pay払い可能な場所ならコンビニを筆頭にどこでも利用出来る
僕が決めていたのは楽天モバイルなど固定費の支払いにポイントを充てる戦略です。
普段の買い物を楽天で代替し、貯まったポイントで固定費を支払う。家計のフリーキャッシュを増やせる割と筋の良い出口戦略だと思っています。
※2022年当時、ウクライナ情勢の影響で楽天でんきの新規申込が一時停止されていたので、貯まったポイントの固定費充当戦略の対象は楽天モバイルのみとなっていました。
楽天モバイルは通信使用量によって金額が変わるタイプで、月間20GB以上利用でも最大2980円と上限が決まっています。
巷で色々言われている楽天モバイルの通信品質ですが、低価格で高速回線を繋げ放題は、格安SIMの乗り換え先として見ても僕には充分魅力的に映りました。
早速格安SIMをpovoから乗り換えです!今までありがとうpovo!
これまではpovoで毎月3GB(980円)で抑えようと必死に頑張ってきましたが、楽天モバイルに乗り換えてから通信量は爆上がりしました。
一ヶ月あたりの通信量は、なんと平均270GB!これまでの鬱憤を晴らすかの如く、超高画質でYouTubeの動画を見まくっていました!それでいて月額料金は2980円で頭打ち。そして楽天ポイントで支払い実質0円。更に楽天モバイル利用者は楽天市場での買い物時のポイント倍率が跳ね上がるので、楽天経済圏に浸かるなら必須級でした。
普段の買い物を楽天市場に変えるだけで固定費の一つが抑えられる。ポイント経済圏最高!
素晴らしい!我が世の春が来たーガハハハ!
…とはなりませんでした。
楽天経済圏に渡って大体1年ほど経過した2023年11月に、僕は楽天経済圏からは足を洗いました(表現合ってるかな?)
楽天経済圏から抜けた理由
抜けた理由は2つ。住環境の変化と格安SIM(楽天モバイルから)の乗り換えです。
住環境の変化
前回の記事で引っ越したことを書きました。
駅チカ物件に引っ越したことで食料品をネットで一気に買うメリットがなくなったんです。お米は楽天市場で買うよりも近所のスーパーで買うほうが安い。重たい荷物も5分以内で帰宅可能だし、筋トレにもなる。ストレス要因が消えたんですね。
格安SIMの乗り換え
通信量にそこまで必要性を感じなくなりました。
確かに楽天モバイルの料金帯は天井があり、コスパで考えると当時の自分には最適解に近かったんです。通信費を考えずに超高画質、フレームレート60fpsで動画視聴出来ることは最高の体験だったのですが、ふと「スマホの通信でそこまで必要か?」という疑問が湧いたんです。
格安SIMはもっと通信費を抑えて、いずれ契約する光回線でゲームや動画をガッツリ楽しめばいいんじゃないか、と。
そこまでの繋ぎは別に楽天モバイルじゃなくてもいい。そう感じました。
そうなるとポイント倍率も下がり、楽天市場での買い物も旨味が落ちます。
なら無理して経済圏に浸からなくてもいいんじゃないか。そういう結論に達しました。
経済圏が家計に好影響を与えることは間違いなし!
僕の場合は個人的な2つの要因で楽天経済圏から離れましたが、楽天の改悪が酷いとか、サービスがクソとかマイナス要素が原因ではなかった訳です。一度浸かってみて各サービスの良さも知りました。僕の生活環境では最適になりえなかったけど、もし他の方が、ご自分の生活スタイルにうまく組み込めるなら、この上ない家計の助けになることは間違いありません。少なからず好影響を与えると断言できます。家計に与えるインパクトの度合いは、生活スタイルやどの程度の目的意識をもっているかで決まります。これは恐らく他の経済圏でも同様でしょう。
各サービスは単品で見ても良質なものが揃っています。
特に楽天銀行と楽天証券。これらは一生の付き合いになるでしょう。
その後楽天経済圏へは弟が渡ることになります。
家計管理初期段階では、恐らく最強クラスの味方です。
ドラクエ5で例えるなら、幼少期のパパスくらい心強い。
日用品とふるさと納税は未だに楽天市場で買っています。ポイントを抜きにしても楽天を利用したほうが得と判断しているからです。
参考になれば幸いです。
ではまた!